通信事業を一変させる可能性もある!SIMフリー界隈の動向

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通信事業を一変させる可能性もある!SIMフリー界隈の動向

SIMフリー端末を巡る色々な動き

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規模が年々大きくなっている

とある総合研究所の調べによると2015年9月末のデータにおいてSIMフリー利用者数が4%を超えることが判明しました。2013年には1%にも満たなかったのですが、2014年には1%近くを達成し、2015年3月末には既に3%近い数値となっていたのです。このままいけばどんどんと利用者が増加することは確実でしょう。

スマートフォンの契約者数が2015年9月末現在で56%を超えていることからも市場規模が拡大しつつあることがわかります。加えてMVNO(SIMを販売する業者)のサービス展開も著しく、様々なタイプのプランが提示されている状況です。ちなみに同年のSIMフリースマートフォンの出荷台数は135万台となります。

携帯電話の新しい時代

同総合研究所では2018年度に381万台の出荷台数になると予測しています。これまで日本のメーカーが開発、販売してきたフューチャーフォン市場は崩され海外メーカーと同等のフィールドであるスマートフォン市場はますます熱を帯びてくるでしょう。それと共に携帯電話会社から端末を買い電話料金を支払うといった契約形態ではなく、SIMフリー端末を買い切りMVNOで通話ないしデータ通信を行うといった流れになると予想できます。

携帯電話にとって新しい時代が来たと言っても過言ではありません。格安SIMや格安スマホを運用すればかなり安く通信費を節約することができますし、新しい端末が欲しければ買えば良いだけで煩雑な契約をしなくても済みます。手軽で安価なものとして携帯電話を扱える時代はもう到来しているのです。

大きな動きが各所で見られる

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SIMフリーの携帯端末はただの一過性のブームにはならないでしょう。

なぜなら既存の電話網を取り扱う企業が大胆な動きを見せたからです。それは「電話網のIP網への移行」となります。今まで固定電話や緊急通報には電話網を使っていましたが、この電話網がインターネットを使用するIP網に変わるというのです。

その理由は2025年ごろに中継・信号交換機が維持できなくなるためで、2016年10月現在からすると時期的には少し先の話となります。ですがもしこれが実現すれば固定電話も緊急通報もIP電話で大丈夫、という時代がくるかもしれません。そしてこれはSIMフリー界隈においても有利に働くはずです。

音声通話機能が価格のネック

格安SIMや格安スマホを選ぶときにSIMの種類は気にかかる問題です。通信専用SIMは数百円から利用する事ができますが、音声通話をする場合には500円ほど高くなってしまいます。2016年10月現在ではデータ通信を0円、通話機能を持たせると700円で契約できる格安SIMが存在しますが、この700円がネックとなるのです。

それが全てIP電話でOKとなれば一切料金が発生しなくなります。ただ2016年7月において電話網を取り扱う企業がSIM発行手数料の徴収を始めたので、何らかの費用が課せられる可能性はあるでしょう。ただ全体の流れとしてはSIMフリーに有利なものと言えます。

新しいMVNOの誕生

2016年8月、あるMVNO大手の企業がSIMの発行を司る企業から加入者管理機能の連携を承認されました。これは一言で言うと「自由にSIMを発行できるようになった」ということになります。今まではMVNO自体がSIMを設計することはできなかったのですが、この連携により同企業はSIMを設計、発行することができるようになる見込みです。

機器へ埋め込んだり携帯端末以外の機器に利用できるかもしれませんし、どのような斬新な用途が生まれるか未知数となります。今までのSIMを巡る動きと比較すると2016年は革新的な年と言えるでしょう。

動向を注視する価値のあるSIMフリー界隈

SIMを選ぶ際に通信速度やデータ量を比較しながらどれにしようか悩めるほど市場が発達してきたSIMフリー界隈はさらに成長を続けるでしょう。通信というインフラに食い込んだMVNOが成功すれば通信の歴史において一大転機をもたらすかもしれません。注目する価値のある業界と言えます。

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