デュアルSIMって何?料金の節約効果も期待出来る!
2枚差しが出来るデュアルSIM
スマホでデータ通信、音声通話するにはSIMカードが必要です。SIMカードにはminiSIM、microSIM、nanoSIMと3種類あり、右に行くほどサイズが小さくなっていきます。サイズにかかわらずSIMカードには電話番号などの情報が記録されています。
デュアルSIMと呼ばれるスマホはこのSIMの2枚差しが出来ると言う特徴があります。デュアルSIMスマホの登場により新しい利用の仕方が出来るようになりました。
デュアルSIMの種類
一言でデュアルSIMと言ってもいろいろな種類があります。デュアルSIMシングルスタンバイと言うスマホは2枚差しが出来るものの、2枚同時待ち受けにすることは出来ません。片方利用中のとき、もう片方は圏外となるため必要に応じて手動で切り替えすることが必要です。
デュアルSIMデュアルスタンバイと言うタイプは同時待ち受けが出来るため、わざわざ切り替えしなくても大丈夫です。しかし同時待ち受けは出来ても、2枚同時に利用することは出来ません。デュアルSIMデュアルアクティブでも2枚同時待ち受けに出来ます。デュアルSIMデュアルスタンバイと違うのは通話しながらデータ通信が出来ると言う点です。
2枚差しで料金節約
デュアルSIMスマホの2枚差しには料金節約が期待出来ると言うメリットがあります。例えば大手キャリアのSIM、MVNOのデータ通信専用格安SIMを組み合わせると言う方法です。MVNOのデータ通信専用の料金プランではデータ容量1GBで月500円、3GBで月900円ほどが相場となっています。
この方法ならキャリアメールを利用しながら格安でデータ通信を行うことが可能です。大手キャリアのSIMのみだとデータ通信料が高くなる、MVNOのみだと通話料が高くなると言うときに便利です。スマホを2台持ちしなくても、使い分けが出来るようになります。
その他にもMVNOのデータ通信専用格安SIM、MVNOの音声通話付き格安SIMを組み合わせると言う方法もあります。このように月額料金の安いMVNOとデュアルSIMスマホの登場で選択肢が広がっています。
デュアルSIMシングルスタンバイでの裏ワザ
同時待ち受けの出来ないデュアルSIMシングルスタンバイでも裏ワザがあります。それは大手キャリアの転送サービスを利用すると言う方法です。このサービスでは圏外の場合、指定の電話番号に転送してくれるのです。デュアルSIMシングルスタンバイでデータ通信SIM利用中に音声通話付きSIMへの着信があり、圏外となっても転送してくれるために大丈夫です。
データ専用格安SIMでもIP電話により通話が可能です。大手キャリアでかけ放題に入っていれば、転送による通話料は発生しません。
デュアルSIMを利用するときの注意点
デュアルSIMデュアルアクティブでは片方2Gとなるスマホが多くなっています。LTE回線、3G回線、2G回線と電波は大まかに分けて3種類あります。このうち日本国内では2G停止となっているために注意が必要です。
デュアルSIMデュアルアクティブは日本では殆ど見られません。デュアルSIMシングルスタンバイが主流だったものの、これからはデュアルSIMデュアルスタンバイが主流になっていく可能性が高くなっています。格安スマホを購入するときはデュアルSIMに対応しているかどうか事前のチェックが重要です。
SIMロックがかけられている格安スマホではせっかく用意した格安SIMの利用が出来なくなってしまいます。SIMロック解除は出来るものの手間がかかるために、SIMフリーの格安スマホを選ぶのがおすすめです。
SIMフリーの格安スマホならどのMVNOとも契約出来るようになります。混雑してくると通信速度が落ちやすいMVNOがあるため、落ちにくいMVNOを選びたいところです。
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