格安SIMのデータ容量は少なめと多め、どっちがいい?
格安SIMってこれまでのスマホと何が違うの?
格安スマホと大手キャリアのスマホはここが違う
格安SIMや格安スマホはスマホユーザーの生活を大きくかえました。月々7000円以上も基本料金に支払わなければいけないところを2000円前後にまで安くできるのですから、格安スマホに乗り換える人はこれからどんどん増えていきます。
格安SIMは大手キャリアと比べてこのようなポイントが違います。
- 運営者
大手キャリアの場合は回線の設備を持っている業者とサービス提供を行っている業者が同じでしたが、格安SIMの場合は大手キャリアから回線を借りてサービス提供を行っています。このような事業者のことをMVNO(仮想移動体通信事業者)と呼びます。
よって、MVNOが借りている回線によってdocomo系、au系と分類されますが、両方の回線を持っているMVNOも出てきています。
- サービス
格安SIMがなぜ大手キャリアより料金が安いのか、その最大の理由がサービスを必要最小限にしていることです。大手キャリアは基本使用料が高い一方で端末実質無料サービスや乗り換えキャンペーンなど実質的に安くなるようにしていました。
しかし、大手キャリアは新規利用者しか大きな恩恵を受けられないデメリットもありました。しかし、格安SIMはキャンペーン割引も非常に少なく、店舗も設けていません。その分新規利用者も継続して利用する人も平等な安さで使えます。
トラブルが起きた時にメールや電話での連絡が基本となる点や、スマホが破損した時の保証が不十分な点等は契約前に知っておきたいですね。
- 通信速度
通信速度も大手キャリアに比べて遅い傾向にあります。これは大手キャリアの回線を一部だけ使っているから混雑するのです。とはいえ、格安SIMもクレームが出るようなレベルで遅くてよいとは考えていません。会社によりますが基本的にはYoutubeを問題なく利用できる範囲で遅くなるようです。
しかし、昼休みである12~13時は非常に込み合うためサイト閲覧すらしづらくなる格安SIMが多いです。この点だけ気を付けてください。
でも、基本的には大手キャリアと変わらない
格安SIMは安く、サービスが必要最小限です。しかし、それ以外のプランやオプションについてはそこまでの違いが見られません。大手キャリアのようにデータ容量を選び、無料通話の有無も選択します。そのため、スマホ初心者でも格安SIMで困る場面はあまり多くないでしょう。
データ容量は少なめと多め、どっちがいい?
データ容量は多めの方が良い
格安SIMに乗り換えることで基本料金は大幅に安くできます。もし、お金がそこまで気にならないのであればあえて大手キャリアを使っていたよりも多いデータ容量にするのもありだと思います。逆に、大手キャリアのプランが少ないせいで必要以上のデータを使っていたという人は1GBプランの様な月額数100円のプランを選ぶと経済的です。
しかし、格安SIMで安くなったとしてもデータの無駄遣いは極力抑えたいものです。実際のところデータ容量は多めに契約することと少なめに契約することのどちらがお得なのでしょうか?
答えは、多めに契約した方がお得です。
なぜなら、データ容量を気にしながらスマホを使うのは不快ですし、データ容量に伴う料金の上昇も小さいからです。大手キャリアなら5GBと7GBのプランを比べても2000円くらいの差がありました。しかし、格安SIMなら2GBあたりの価格差が月額で500円程度です。
データ追加パックは使わない方が良い
それに対して、格安SIMが提供するデータ追加パックは0.1~0.5GBで数100円かかります。つまり1GB増やすだけでも1000円近くかかるわけです。そのため、データ追加パックを使うくらいなら潔くプランを格上げしてしまいましょう。
このコラムが気に入ったら
ぜひ「いいね!」をお願いします♪
みんなに役立つ情報をお届けします。