MVNO参入で携帯電話はどう変わった?大手と新規を徹底比較!
格安SIMや格安スマホで携帯電話業界はどう変わったか?
月々の携帯電話の料金が圧倒的に安くなる!そんな宣伝広告を目にして格安SIMや格安スマホに乗り換えようと考えている方は少なくありません。今は大手三社だけでなく、大小様々な企業がMVNOに参加しており格安の料金プランや不安視される通信速度、データ容量を明記するなどあの手この手で一人でも多くのユーザーを獲得しようと奮戦しています。
新規参入会社は主に料金や通信速度でアピール
新たにMVNOとして参入した企業が大きく打ち出しているのは二つ。料金の安さと通信速度の速さや安定性です。
何故安く提供できるのに安定できるのか?その根拠は大きく二つあります。
- MVNOは、既存の携帯電話事業者の回線を間借りしてサービスを提供しているので新規に事業を始めるよりコストがかからない。
- 既存の施設を間借りするので、大元の携帯電話事業者の回線にトラブルが発生しない限り安定した通信が提供出来る。
これが新規参入業者のセールスポイントです。
更に様々なサービスを打ち出し攻勢を緩めない!
「料金が安い、通信速度が安定しているとは言われても新規参入業者に乗り換えるのはちょっと怖い…」
「しかしスマホの料金が安くなるなら利用してみたいかも。」
そんな声はMVNOが大きく知名度を上げた現在でもチラホラ聞こえたりします。そこで契約面での不安を解消し新規契約を促そうと、ネット上での契約だけでなく店頭での契約を始める、ホームページに移転の手順を明記するなどしています。
主な店頭販売場所はヨドバシカメラやビックカメラなどの家電量販店。もし興味があるならば一度店頭に行き、不安点を聞いてみるのも良いでしょう。
大手事業者側も座している訳ではない
格安の企業に移られる事に対して、au、ソフトバンク、docomoの大手三社の動きも大きく変わる事になりました。具体的には今までの新規契約やMNPでの移転に力を入れるサービス方針を転換し長期継続のユーザーに一人でも多く利用し続けてもらうサービス方針になっています。三社の長期継続利用特典は主に以下の通りです。
ポイントやユニークな来店予約を打ち出したau
auでは長期利用ユーザーに対しauWALLETポイントと呼ばれるau独自のポイントを毎月付与したりauショップの来店予約をする事が出来るau STARというサービスを打ち出しています。
パケット料金の割引で勝負のdocomo
docomoは契約年数に応じてパケット料金が、年間最大で3万円の割引となるサービスずっとドコモ割を提供しています。それ以外にも2年間同一回線で同一契約を続けたユーザー対象のポイントサービス等を行っています。
ソフトバンクはTポイント付与
ソフトバンクは有名なポイントサービスのTポイントを長期継続ユーザーに付与する長期継続特典を行っています。2年間の更新時だけでなく、毎月Tポイント付与か200円の値引きかを選べるのでTポイントを利用しない方でも恩恵があります。
大手三社は主にお得に利用している感覚を味わってもらいたくポイントサービスや既存の料金プランの値引きに力を入れているのが目を引きます。それ以外にも大手三社に共通する傾向として
- 長年サービスを提供している蓄積された実績に裏付けされた安定性
- 既存の固定電話と組み合わせた値引きや電気事業など新規事業と組み合わせた割引制度
と、安定や新たな割引制度を打ち出しています。
大手を選ぶか格安業者を選ぶか
既存の携帯電話事業者や格安業者が、様々な手を使ってユーザーを獲得しようとする携帯電話業界。これはお得に利用したいユーザーにとっては、自分に最も合ったサービスを選り取り見取りの状況と言えます。既存のブランドや通信料金の安さだけに目を留めるだけでなく
通話か通信どちらを利用するか、安定性と安さどちらに重みを置くかといった事を契約する際に決めておき、業者を選別していく必要があると言えます。
このコラムが気に入ったら
ぜひ「いいね!」をお願いします♪
みんなに役立つ情報をお届けします。